作品紹介
あの眩しき日々をもう一度
東京を舞台に、一新されたキャラクターたちが物語を繰り広げていきます。
ジャンルはシリーズの過去2作と同じく「女装主人公+メイドもの+学園もの」。
雰囲気はそのままに、評判の良かった「主従」「作品制作」等の部分をストーリーに絡めていきます。
『月に寄りそう乙女の作法2』について
Navel10周年記念作品として2012年10月に発売し、好評いただいております
『 月に寄りそう乙女の作法 』『 乙女理論とその周辺-Ecole de Paris- 』に続くシリーズ3作目となります。
本作は『月に寄りそう乙女の作法』からある程度未来の話となります。
『月に寄りそう乙女の作法2』は単独でのプレイも可能ではありますが、同一の
世界観、前作キャラとの関係性などから、シリーズ過去作のプレイを『推奨』します。
キャラクター
【偽名】 小倉 朝陽(こくら あさひ) / 【本名】 桜小路 才華(さくらこうじ さいか) CV:遥うみ
身長:164cm スリーサイズ:B84(パット含む)/ W58/ H82
女子部しか存在しない「フィリア学院デザイナー科」へ通うため、素性と性別を隠して「エスト」の付き人兼メイドとなった主人公。
幼少期を日本で過ごすも、アパレルメーカーを経営する両親の仕事の都合により、一家全員で渡米しニューヨークで育つ。
父親譲りの美形に、母親と同じ白い髪をロングに伸ばしているため、一見すると外国籍の美しい女性そのもの。
対外的には良家の子息らしく紳士的な振る舞いを心掛けているものの、愛されるための狡猾さや、
駆け引きをするための強かさも身に付けており、人生をポジティブに楽しんでいる。
エスト・ギャラッハ・アーノッツ CV:野々山紅
身長:156cm スリーサイズ:B86/ W55/ H84
主人公が仕えることになる雇用主。子爵位を持つ家に生まれたアイルランド貴族。
ブロンドの美しい髪を持ち、外見上は非の打ち所のない完璧なお嬢様。
家名を保つためとはいえ、裏社会と関わることで実家の人間が他人を苦しめることに抵抗を覚え、その反動から底抜けに親切。
同じ理由で、実家とは離れて海外で暮らし、その才能を生かして独立を志している。
デザインに関しては非凡な才能を持ち、ファッション誌のコンクール上で、まだ見ぬ主人公と何度かグランプリを争っている。
八日堂 朔莉(ようかどう さくり) CV:遠坂リリ
身長:155cm スリーサイズ:B82/ W54/ H81
主人公たちと同じマンションで暮らすことになる、女優科所属のお嬢様。
入学する以前から映画女優として成功しており、国内よりも海外で高い評価を受けている。
天才性と同時に変態性を持ちあわせ、周囲に「キャラを作っているんじゃあないか?」と言われるほど、突飛な行動や言動が目立つ。
恋愛遍歴に関しては「演じた役の数だけ経験したわウフフ」と嘯くが、彼女のマネージャー曰く「恋愛どころか現場でいつもぼっちですよね」とのこと。
銀条 春心(ぎんじょう はるこ) CV:奏雨
身長:144cm スリーサイズ:B87/ W57/ H83
入試を免除されている主人公たちとは違い、一般受験に合格したデザイナー科の一年生。あだ名は「パル子」。
基本的にどんな場面でも楽しげ。興奮を隠せない性格で、全身で感情を表現する。
喋り方に幼稚な部分があるものの、得意科目の成績は抜群に良い。その反面、苦手科目は致命的なまでに理解できない。
友人の「一丸弓」に誘われ「ぱるぱるしるばー」というブランドショップをネット上で開いている。
大蔵 ルミネ(おおくら るみね) CV:遥そら
身長:164cm スリーサイズ:B84/ W58/ H82
前作主人公「遊星」の実家となる大富豪「大蔵家」の一員で、前当主「日懃(にちぎん)」の娘。
「日懃」のひ孫にあたる主人公との関係は、すなわち「大叔母⇔甥孫(てっそん)」。
年の近い親戚である主人公は、幼い頃から気心の知れた仲。
彼の素の性格を知る数少ない人物でもある。
幼い頃に、とあるミスで体を傷付けてしまった主人公に対してのみは、自分の主義を曲げてでも協力を断ることができない。
そのため、彼の女装潜入計画への助力を依頼された時は、社会の規則に反すると理解しつつも協力者の一人となる。
梅宮 伊瀬也(うめみや いせや) CV:かわしまりの
身長:157㎝ スリーサイズ:B78/ W55/ H80
主人公の暮らすマンション「桜の園」の住人の一人。あだ名は「いせたん」。
正義感が強く、自分の意思をはっきりと口にする性格。
しかしお嬢様育ちで周りにイエスマンしかいなかったため「言いかえされる」経験に乏しく、強い口調で反論されるとすぐに折れる潜在的ドM。
大津賀 かぐや(おおつか かぐや) CV:はるかめぐみ
身長:170cm スリーサイズ:B118/ W59/ H89
伊瀬也のメイド。伊瀬也に従って服飾科へ通っているものの、本人の夢は建築デザイナー。
ドM。ただし自分のことをドMと気付いてから攻撃性を見せるなんちゃってSには興味がない。
より質の高いSを求めるために、普段は澄ました顔で棘のある発言をすることが多い。それも全て自分への倍返しを求めるが故である。
自分に優しい伊瀬也には物足りなさを感じているものの、メイドという職業を与えてくれるほどの一家は滅多にないため、誠意を込めて主人に尽くしている。
ジャスティーヌ・アメリ・ラグランジェ CV:桐谷華
身長:135cm スリーサイズ:B68/ W46/ H65
主人公の暮らすマンション「桜の園」の住人の一人。あだ名は「ジャス子」。
フランス(パリ)出身のわがままお嬢様。常に退屈そうな表情を浮かべ、拗ねると一切の言葉を発さなくなり、付き人の「カトリーヌ」が通訳する。
完成したデザインのみで測るジャスティーヌの能力は高く、プロのレベルにまで達している。
しかし出来の良し悪しや、取り掛かるまでの時間は気分によるところが大きく、テンションが低いと一週間で一枚も描けないことも。
カトリーヌ・コレット CV:佐々留美子
身長:135cm スリーサイズ:B68/ W46/ H65
フランス(サヴォワ)出身の孤児。田舎の村にある修道院で育った。
ファッションデザイナーとして大成した幼なじみの友人に憧れ、自らも服飾の道を志す。
ラグランジェ家のメイドを選んだのは、ファッションデザイナーを目指すジャスティーヌの付き人となることで、服飾の勉強を続けることができるため。
現在の年齢になるまで何度も挫折しつつも、デザインの道を諦めずに続けている努力家。
元は人見知りでありつつも元気な性格だったが、今では都会に揉まれて、すっかり大人しい性格になっている。
桜小路 アトレ(さくらこうじ あとれ) CV:川崎美鳥
身長:146cm スリーサイズ:B78/ W55/ H80
主人公と父母を同じくする実の妹。
兄と違い、一般的な日本人の容姿で生まれたことで、遠慮の気持ちを抱いている。
上記の理由から、兄の力となることを生き甲斐にし、彼の目的のためなら協力を惜しまない。その愛情は献身に近いものであり、恋愛感情とは異なる。
主人公が女装して入学するに当たって、その意思を尊重して協力者となる。
女装して「朝陽」となった主人公に一目惚れして恋愛感情を抱く。朝陽を「お姉様」と呼び、本人が戸惑うほど過剰に慕うようになる。
山吹 九千代(やまぶき このちよ) CV:藤咲ウサ
身長:149cm スリーサイズ:B87/ W58/ H86
主人公「才華」とその妹「アトレ」に幼い頃から付き従ってきたメイド。
奔放な主人に振りまわされつつも、諌めるべき場面では物怖じせずに注意をする。
しかし押しきられやすく、周りの空気に流されて主人公のわがままを認めてしまうことも。
主人公がエストのメイドとなったため、学院にはアトレの付き人として入学する。
一丸 弓(いちまる きゅう) CV:深水もみじ
身長:153cm スリーサイズ:B86/ W56/ H83
服飾部門アパレル経営科の一般生。あだ名は「マルキュー」。パル子のみ「きゅうたろう」と呼ぶ。
いわゆるギャル。ファッションもギャル系、化粧もギャルメイクと呼ばれるものを好む。黒ギャルは苦手らしく、白ギャルを自称する。
パル子とは幼い頃からの付きあいで親友。フィリア学院を選んだのも、二人で進学先を打ちあわせた結果。
「学べることは実践で学ぼう」という意思を持ち、パル子をデザイナーとして誘い、ネット上でファッションブランド「ぱるぱるしるばー」を起ちあげる。
ビジネスライクが過ぎるため、進行が悪いまま納期が迫ると、気分屋のパル子と険悪な空気になることも。
樅山 紅葉(もみやま もみじ)
身長:145cm スリーサイズ:B83/ W55/ H84
主人公が幼少期を過ごした「桜屋敷」の元メイド。愛称「もみもみ」。現在はフィリア学院服飾科(特別編成クラス)の講師を務める。
生まれた当時から主人公の世話をしており、女装して入学する上での協力者の一人。
人当たりが良く、にこやかで、しっかりした性格。しかし主人公の事情が事情なので、正体を隠すために慌てることも。
恋愛話を物知り顔で語る悪癖がある。現在まで恋人はおろか、恋愛経験すらない。
実際よりも年齢を若く見られることが悩み。学生より年下に見られることも。
八十島 壱与(やそしま いよ)
身長:192cm スリーサイズ:B118/ W92/ H1103
主人公が幼少期を過ごした「桜屋敷」の元メイド。愛称「いよいよ」。
渡米した主人には同行せず、現在は桜屋敷のメイド長を務める。
主人公のことは自分の息子同然に愛しており、女装して入学する上での協力者の一人。
現在まで恋人はいない。
菓子作りの腕は本職にも引けをとらないため、パティシエを目指すアトレとは特に仲良し。
大蔵 衣遠(おおくら いおん)
身長:180cm
世界的大富豪である「大蔵家」の一員。主人公の伯父に当たる人物。
大蔵家を実質的に運営しており、その才覚と、常人を遥かに上回る仕事量で、前当主の時代を超える繁栄に一家を導いた。
以前は周囲から苛烈な性格を恐れられていたが、年齢を重ねた現在では多少だが丸くなった。しかし芸術家肌な部分は相変わらず。
甥や姪であっても厳しく接すると周囲に言い放っているが、二人から甘えられると大抵の願いは聞きいれている。
主人公「才華」も愛されていることを理解した上でよく懐いており、二人の関係は非常に良好。
山県 大瑛(やまがた だいえい) CV:ういろう
身長:176cm
主人公たちよりも学年がひとつ上のピアノ科の先輩。
主人公の父親やルミネの実家となる「大蔵家」の血を引いているが、私生児であるため、大蔵家の一員としては認められていない。
『乙女理論とその周辺』の登場キャラである、兄の「駿我」に拾われ、アメリカで養育される。苗字の「山県」は母方の姓。
性格は温厚。父親代わりの兄から、他人を信じられる人間に育つことを望まれたため、周囲に対して親切。同級生や後輩、年長者からも慕われている。
生徒の間では有名であり、学院内で数度のリサイタルを開いて好評を博している。
大蔵 アンソニーJr(おおくら あんそにーじゅにあ) CV:堀川忍
身長:185cm
通称「ジュニア」。『乙女理論とその周辺』の登場キャラ「アンソニー」と愛人(モデル)の間に誕生した男子。
母親は他界しているが、父親の存在を遺書にしたためていたため、最近になって大富豪「大蔵家」の一員であることが発覚した。
現在は大蔵家から苗字を与えられ、多額の生活費を受けとっているものの、一族の集まりには近づかず、一人暮らしを続けている。
まだ正式な免許は取得していないものの、美容師としての腕は一級品。
その華やかな交友関係も憧れの的となり、ジュニアに髪を切って欲しいと望む有名人が大勢いる。